2026.10.01

犬とお出かけする際の暑さ対策|便利グッズと熱中症を防ぐ対策4つを紹介

夏に愛犬とお出かけしたいものの、「暑さは大丈夫?」「車内や散歩中の熱中症が心配」と悩む方も多いのではないでしょうか?

犬は人より地面からの熱を受けやすく、夏のお出かけでは熱中症や肉球のやけどに注意が必要です。

時間帯や休憩場所を工夫し、暑さ対策グッズを活用することで、愛犬の負担を抑えながらお出かけを楽しむことができます。

この記事では、夏の犬とのお出かけで意識したい暑さ対策やおすすめグッズ、熱中症のサインと対処法を紹介します。

事前に暑さ対策や注意点を意識して、愛犬と夏のお出かけを楽しみましょう。

愛犬とのお出かけに必要な暑さ対策

夏に愛犬とお出かけするときは、愛犬の安全のためにも暑さ対策が重要です。

ここでは、愛犬とのお出かけで意識したい暑さ対策4つを紹介します。

  • 早朝や日没後など涼しい時間帯を選ぶ
  • 車内放置は避けエアコンで適温を保つ
  • アスファルトの熱さを手で確認する
  • 日陰で休憩しこまめに水分補給する

それぞれの、暑さ対策を紹介していきます。

早朝や日没後など涼しい時間帯を選ぶ

夏の犬とのお出かけは、気温が高くなる日中を避け、早朝や日没後などの涼しい時間帯を選びましょう。

夏の日中の散歩や外出は、熱中症や肉球のやけどにつながるおそれがあるため、早朝や夜などの涼しい時間帯を選ぶようにしましょう。

出発前には気温や暑さ指数も確認し、暑さが厳しい日は外出を控えましょう。

車内放置は避けエアコンで適温を保つ

夏の車内は短時間でも高温になるため、愛犬を車内に残したまま離れることは避けましょう。

冷房の効いていない車内はわずかな時間でも高温になり、短時間でも車から離れる場合はペットと一緒に行動しましょう。

車内で愛犬と過ごす場合は、エアコンを使用して温度を管理しましょう。

アスファルトを手で触り照り返し熱を確認する

夏のアスファルトは高温になり、犬の肉球をやけどするおそれがあります。

犬は人より体高が低く、地面からの熱も受けやすいため注意が必要です。

散歩やお出かけの前に手でアスファルトを触り、熱いと感じる場合は時間帯やルートを変更しましょう。

日陰の多い道を選ぶことも対策になります。

日陰での休憩とこまめな水分補給を徹底する

お出かけ中は、日陰や風通しのよい場所でこまめに休憩し、いつでも水を飲めるようにしておきましょう。

屋外では日陰のある風通しのよい場所を選び、十分な水を用意しましょう。

愛犬が暑そうにしている場合は予定を短縮するなど、無理をさせないことも大切です。

参考:環境省「防ごう!ペットの熱中症」、「ペットを車内に残さないで!」

犬とお出かけにおすすめな暑さ対策グッズ

愛犬とのお出かけでは、暑さ対策の目的に合わせてグッズを選ぶことが大切です。

体を冷やす、肉球を守る、水分を補給する、風を送るの4つに分けて、代表的なグッズをまとめました。

カテゴリーグッズ
冷やすクールバンダナ、冷感ウェア、保冷剤、冷却マット
肉球を守るドッグシューズ・ブーツ
水分補給携帯用ポータブル給水器
風を送るハンディファン、ポータブル扇風機

ここからは、それぞれの暑さ対策グッズの特徴や使い方を紹介します。

クールバンダナ・ネッククーラー

クールバンダナやネッククーラーは、首元を冷やすための暑さ対策に便利です。

水で濡らして使用するタイプや、保冷剤を入れて使うタイプなどがあります。

散歩や屋外で長時間過ごす際に便利です。

使用中は愛犬の様子を確認し、冷えすぎや嫌がる様子がないか確認しましょう。

冷感ウェア・濡らす着せ具

冷感ウェアや濡らす着せ具は、体を覆って暑さ対策をするウェアです。

濡らして使用するタイプは、水分が蒸発するときに熱を奪う気化熱を利用して体を冷やします。

屋外でのレジャーで日中に外で過ごす際に活用できます。

サイズが合っているものを選び、着用中は蒸れや皮膚の状態も確認しましょう。

保冷剤と専用タオル

保冷剤は、暑さを感じたときに首元などを部分的に冷やすために使用できます。

タオルや専用カバーで包み、皮膚に直接触れないようにして使いましょう。

お出かけの際は、保冷バッグなどに入れて持ち運ぶと便利です。

愛犬が保冷剤を噛んだり、いたずらしたりしないよう、使用中は目を離さないようにしましょう。

ドッグシューズ・ブーツ

ドッグシューズやブーツは、夏の熱いアスファルトから肉球を守るためのグッズです。

地面の熱が気になる時間帯の散歩や、舗装された場所を歩く際に活用できます。

初めて使用する場合は、いきなり長時間履かせず、出かける前に室内で少しずつ慣らしておきましょう。

冷却マット・アルミプレート

冷却マットやアルミプレートは、休憩中に愛犬が横になって体を冷やすためのグッズです。

車内やテント、屋外の休憩場所など、愛犬が落ち着いて休める場所に設置します。

持ち運ぶ場合は、サイズや重量も確認して選びましょう。

屋外で使用する際は、直射日光が当たる場所を避け、日陰と組み合わせて使うことがポイントです。

携帯用ポータブル給水器

携帯用ポータブル給水器は、散歩や旅行など外出先で手軽に水を飲ませることのできるグッズです。

ボトルと給水皿が一体になったタイプなら、荷物を増やさず持ち運べます。

夏のお出かけでは、愛犬がいつでも水を飲めるよう、十分な量の飲み水を用意しておきましょう。

長時間のお出かけでは、予備の水も用意しておくと安心です。

ハンディファン・ポータブル扇風機

ハンディファンやポータブル扇風機は、風を送って暑さを和らげるためのグッズです。

車内や屋外の休憩場所など、風通しを確保したい場面で活用しましょう。

日陰やエアコンなど涼しい環境を確保したうえで、補助的に使用することが大切です。

犬の熱中症を防ぐための注意点と対処法 

夏の犬とのお出かけでは、暑さ対策をしていても熱中症に注意が必要です。

犬の熱中症対策で特に注意したいポイントは、次の4つです。

  • 日光を直接受ける短毛カットは避ける
  • 激しいパンティングや大量のよだれは熱中症の初期サイン
  • 熱中症が疑われたら体に水をかけて冷やす
  • 歩行のふらつきやぐったりした様子が見られたらすぐに受診する

夏のお出かけで注意したい対策と、熱中症が疑われるときの対処法をそれぞれみていきましょう。

日光を直接受ける短毛カットは避ける

夏の暑さ対策として、犬の毛を短くカットしすぎるのは避けましょう。

被毛には直射日光や外気から皮膚を守る役割があるため、見た目だけで極端に短くするのはおすすめできません。

トリミングをする場合は、犬種や被毛の状態に合わせて長さを調整しましょう。

激しいパンティングや大量のよだれは熱中症の初期サイン

犬は暑いときにパンティングをして体温を調節しますが、運動をしていないのに激しく呼吸している場合は注意が必要です。

環境省は、パンティングやよだれ、粘膜の充血などを犬の熱中症の初期症状として挙げています。

お出かけ中にこのような様子が見られたら、無理に歩かせず、すぐに涼しい場所へ移動させましょう。

症状が続く場合は、早めに動物病院へ相談してください。

熱中症が疑われたら体に水をかけて冷やす 

愛犬の体が異常に熱い、息が荒い、舌が異常に赤いなどの様子が見られた場合は、熱中症が疑われます。

環境省は、速やかに涼しい場所へ移動させ、体に水をかけて冷やすよう案内しています。

後頭部、足先、首、脇、後ろ足の付け根を重点的に冷やしましょう。

冷却と同時に動物病院へ連絡し、受診の準備を進めます。

体温が下がったように見えても、熱中症によって内臓などに影響が出ている可能性があるため、速やかに動物病院へ運ぶことが大切です。

歩行のふらつきやぐったりした様子が見られたら即座に応急処置を行う

熱中症が進行すると、犬がぐったりする、動かなくなる、ふらつく、意識がなくなる、けいれんするといった症状が見られる場合があります。

環境省の資料でも、こうした症状は重度の熱中症のサインとして示されています。

ふらつきやぐったりした様子が見られたら、すぐに涼しい場所へ移動させて体を冷やし、動物病院へ連絡しましょう。

お出かけを続けるのではなく、愛犬の状態を優先して対応することが大切です。

まとめ

夏に愛犬とお出かけするときは、熱中症や肉球のやけどを防ぐため、時間帯や移動方法、休憩場所などに気を配ることが大切です。

早朝や日没後など涼しい時間帯を選び、車内ではエアコンを使用して温度を管理しましょう。アスファルトの熱さを確認し、日陰で休憩しながらこまめに水分を補給することもポイントです。

暑さ対策グッズも愛犬の状態に合わせて取り入れましょう。

また、激しいパンティングや大量のよだれ、ふらつき、ぐったりした様子が見られた場合は、熱中症の可能性があります。すぐに涼しい場所へ移動させて体を冷やし、動物病院へ連絡しましょう。

愛犬の様子をこまめに確認しながら、無理のない予定で楽しい時間を過ごしてください。

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