2026.08.27
ペットと乗るキャンピングカーおすすめ車種5選|必要な設備と注意点も解説
キャンピングカーでペットと一緒に旅行したいものの、「どの車種を選べばいい?」「ペットが快適に過ごせる設備は?」「車内を汚したり、走行中に動き回ったりしないか心配」と悩む方もいるでしょう。
ペットとのキャンピングカー旅では、ペットの大きさや過ごし方に合った車種を選び、必要な設備を整えることが大切です。
事前に環境を整えておけば、ペットの負担や旅行中のトラブルを防止しつつ、飼い主も安心して旅を楽しみやすくなります。
この記事では、ペット連れにおすすめのキャンピングカー5車種をはじめ、必要な設備や旅行中の注意点について解説します。
ペットに合った車種や設備を知り、安全で快適なキャンピングカー旅を楽しみましょう。
ペット連れキャンピングカーおすすめ車種5選

ペットと一緒にキャンピングカーで旅行する場合は、車内の広さや、ペットが安全かつ快適に過ごせるかを確認して車種を選ぶことが大切です。
特に、ペットのサイズに合っているか、汚れを拭き取りやすいシート素材か、車内を移動しやすい動線が確保されているかをチェックしましょう。
今回は「ペット向け設備」「車内の広さ」「汚れへの強さ」「ペットが過ごせるスペース」の4点を基準におすすめ5車種を選びました。
| 車種 | ペットのサイズ目安※ | シート・床の素材 | 車内動線・ペットスペース |
| 愛犬くん(軽キャンパー) | 小型〜中型犬 | ビニールレザーシート。ペット用マットにはレザー調素材を採用 | ケージ置き場を確保。助手席を倒してケージを設置でき、後部にはペット専用足洗い場を装備 |
| レム ワンダー(バンコン) | 小型〜中型犬・猫 | PVCレザー。防水・防汚性があり、滑りにくく爪が引っ掛かりにくい凹凸仕様 | リビング・ベッド・ペットルームの3区画。ベッド下にペット用フリースペースを確保 |
| レクビィ ソラン(バンコン) | 小型〜中型犬・猫 | 天然素材の生地+合皮。摩擦や爪立てに強い仕様 | 標準ルーフからスーパーロングまで展開。ハイルーフは約160cmの室内高を確保 |
| コルドランディ(キャブコン)※2 | 中型〜大型犬にも対応しやすい | 厚手の合成皮革+重歩行用クッションフロア。耐汚性・耐摩耗性に配慮 | エントランスから1,875×1,010mmのFRP製防水トレイが広がり、助手席後方にはペット用にも使えるピットを配置 |
| クレソンジャーニー(キャブコン) | 中型〜大型犬にも対応しやすい | 標準はファブリック。ダイネット・バンク・リヤベッドはレザーシートへの変更も可能 | 全長4,990mm×全幅2,080mmの広い車内。Type Xはマルチルームをなくして広い空間を確保 |
※ペットのサイズは車内スペースなどを踏まえた目安です。車両の仕様・設備はモデルや時期によって変更される場合があるため、最新の詳細情報は各メーカーの公式サイトでご確認ください。
※2 コルドランディは現在販売終了していますが、ペットとの旅行を想定した特徴的な装備を備えているため、参考車種として紹介しています。
5車種をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
1. 愛犬くん(軽キャンパー)
「愛犬くん」は、ペットとの旅行を想定して開発された軽キャンピングカーです。
中型犬のケージを設置できるスペースがあり、ペットと一緒に過ごすことを考えた装備が充実しています。
特に特徴的なのが、リアゲート側に設けられた引き出し式のペット専用足洗い場です。
散歩やアウトドアでペットの足が汚れても、車内に入る前に洗えるため、車内の汚れを抑えやすくなります。
また、助手席を倒すことでケージを設置できるため、限られた車内スペースをペット用に活用できます。
軽キャンパーは大型のキャンピングカーと比べて車内がコンパクトですが、その分、日常使いしやすいサイズを重視したい方にも向いています。
2. レム ワンダー(バンコン)
キャンパー鹿児島×オートバックス「rem WONDER」参考情報
「レム ワンダー」は、バンコンならではの車内スペースを活かし、ペットと人がそれぞれ過ごせる空間を確保しやすいモデルです。
車内では、リビングやベッドに加えてペットが過ごすスペースを設けられるため、移動中や休憩中にペットが落ち着ける場所を作りやすい点が特徴です。
ペットとの旅行では、常に飼い主と同じ場所で過ごさせるのではなく、食事や就寝などの場面に応じて過ごす場所を分けることも重要です。
車内に余裕があるバンコンなら、クレートなどを設置するスペースも確保しやすく、ペットと人が無理なく過ごせる環境を作りやすいでしょう。
3. レクビィ ソラン(バンコン)
「レクビィ ソラン」は、ペットとの旅行を考慮した内装材を採用しているバンコンです。
メーカーによると、水や摩擦、爪立てに強い素材が使われており、ペットとの旅行を意識した仕様になっています。
また、ハイエースのボディサイズに合わせて複数のモデルが展開されているため、必要な車内空間や使い方に合わせて選びやすい点も特徴です。
スーパーロングをベースとした「ソランSL」も用意されており、より広い車内空間を求める場合の選択肢になります。
ペットの爪による傷や水分、汚れなどが気になる方は、ペットとの利用を想定した内装材が採用されている点を確認しておくとよいでしょう。
4. コルドランディ(キャブコン)
「コルドランディ」は、ペットとの旅行を考えて設計されたキャブコンです。
現在は販売終了となっていますが、ペットとの旅行を想定した特徴的な設備を備えています。中古車での購入を検討している方にとっても参考になるでしょう。
最大の特徴は、エントランスから広がるFRP製の防水トレイです。
ペットを乗せる際に気になる水や泥、汚れなどを車内に持ち込みにくく、アウトドア後の利用にも適した構造になっています。
また、キャブコンならではの広い車内空間を活用できるため、ペットと人が一緒に長時間過ごす旅行にも向いています。
大型犬など、ある程度のスペースが必要なペットとの旅行では、車内の広さやペット向け設備を重視して選びたい方にとって、参考になる車種です。
5. クレソンジャーニー(キャブコン)
「クレソンジャーニー」は、全長5mクラスのキャブコンで、広い車内空間を確保していることが特徴です。
なかでもType Xはマルチルームをなくしたレイアウトによって、車内後方に広い空間を確保しています。
Type Xでは常設のダブルベッドも備えているため、ベッドを展開する手間を抑えながら、ペットと過ごすスペースを確保しやすいでしょう。
車内を広く使えるため、ペット用のクレートや荷物を置いても、人が移動するためのスペースを確保しやすい点もメリットです。
ただし、クレソンジャーニーにはType W・Type X・Type Rがあり、レイアウトや装備が異なります。
実際に選ぶ際は、ペットとどのように車内で過ごすのかを考えたうえで、各タイプのレイアウトを確認しましょう。
なお、メーカーも仕様や装備が変更される場合があると案内しています。
ペット連れキャンピングカーの必須設備5つ

ペットとキャンピングカーで旅行する場合は、人だけでなくペットが車内で安全かつ快適に過ごせる設備を整えておくことが大切です。
キャンピングカーを選ぶ際には以下の5つを確認しておきましょう。
- クーラーとFFヒーター
- サブバッテリーとインバーター
- 防水・防汚シートと床材
- ベンチレーターと換気扇
- リードフックとケージ固定スペース
それぞれの設備が必要な理由を詳しく見ていきます。
クーラーとFFヒーター
ペット連れのキャンピングカーでは、季節に応じて車内の温度を調整できる設備が重要です。
特に夏場や冬場の車中泊では、車内が暑くなりすぎたり、冷え込む可能性があります。
クーラーがあれば暑い時期の車内温度を調整しやすく、FFヒーターはエンジンを停止した状態でも車内を暖めることができるため、冬場の車中泊に役立ちます。
ペットは自分で温度を調整できないため、キャンピングカーを選ぶ際は、空調設備が備わっているか確認しておきましょう。
サブバッテリーとインバーター
車中泊では、エンジンを停止した状態で電化製品を使用することがあるため、サブバッテリーとインバーターも確認しておきたい設備です。
サブバッテリーは走行用バッテリーとは別に電力を蓄えるもので、インバーターはその電力を家庭用コンセントなどで使用できる電力に変換します。
ペット連れの場合は、クーラーや扇風機などを使用することもあるため、どの程度の電力を使用できるのか、バッテリー容量やインバーターの出力を確認しておきましょう。
防水・防汚シートと床材
ペットと一緒に過ごす車内では、抜け毛や泥、排泄物、嘔吐などによってシートや床が汚れることがあります。
そのため、防水・防汚性のあるシートや床材が備わっていると便利です。
特に雨の日の散歩やアウトドアの後は、ペットの足についた水分や泥が車内に持ち込まれます。汚れを拭き取りやすい素材なら、掃除の負担も抑えることができます。
また、床が滑りやすいとペットが足を取られる可能性もあるため、ペットが過ごす場所には滑りにくい床材やマットが使われているか確認しておきましょう。
ベンチレーターと換気扇
車中泊では、車内の空気を入れ替えるための換気設備も重要です。
ペットと一緒に長時間過ごすことで、においや湿気がこもることもあります。
ベンチレーターや換気扇は、車内の空気を排出したり外気を取り込むことができるため、車内環境を整えやすくなります。
ただし、換気設備だけで車内の温度を安全に保てるとは限りません。
ペットを車内に残す場合は、季節や天候、車内温度などを考慮し、十分な安全対策を行うことが大切です。
リードフックとケージ固定スペース
ペットとのキャンピングカー旅行では、乗り降りする際の飛び出し防止も重要です。
そこで確認しておきたいのが、リードフックやケージを固定できるスペースです。
リードフックがあれば、キャンプ場などでペットを車外に出す際にリードをつなぐ場所を確保できます。
また、ケージ固定スペースがあれば、走行中にケージが動くのを防ぐことができます。
キャンピングカーを選ぶ際は、ペットの大きさに合ったケージを設置できるか、走行中にしっかり固定できる場所があるかまで確認しておきましょう。
キャンピングカー旅の注意点

キャンピングカーでペットと旅行する際は、移動中や宿泊先での安全にも注意が必要です。
温度管理や走行中の安全、周囲への配慮を怠ると、ペットの体調不良や事故、ほかの利用者とのトラブルにつながる可能性があります。
ペットが安心して過ごせるよう、以下の3つのポイントを確認しておきましょう。
- エンジン停止時の温度管理と車内放置の危険性
- 走行中の安全確保と酔い止め対策
- 宿泊施設や公共スペースでのマナー
詳しく説明していきます。
エンジン停止時の温度管理と車内放置の危険性
キャンピングカーでは、エンジンを停止した状態でも車内の温度が変化するため、ペットを車内に残す際は注意が必要です。
特に夏場は短時間でも車内温度が上昇する可能性があり、熱中症につながるおそれがあります。
クーラーや換気設備などを適切に使用し、温度を確認できるようにしておきましょう。
また、設備を使用する場合は、サブバッテリーの残量なども事前に確認しておくことが大切です。
ただし、設備を使用していても、長時間ペットだけを車内に残すことは避けましょう。
外出などで車内を離れる必要がある場合は、ペットを連れて行ける場所を選ぶなど、できるだけ車内放置をしないようにしてください。
走行中の安全確保と酔い止め対策
走行中は、ペットが車内を自由に動き回らないよう、安全な場所に固定しておくことが重要です。
急ブレーキやカーブなどでペットが転倒したり、運転の妨げになる可能性があります。
クレートやキャリーを使用する場合は、走行中に動かないようしっかり固定しましょう。
車種によってはケージ固定用スペースやリードフックが備わっているため、ペットの大きさや過ごし方に合った設備を選ぶこともポイントです。
また、車酔いが心配な場合は、旅行前から短時間のドライブを行い、少しずつ車に慣らしましょう。
乗車前の食事量にも配慮し、走行中は定期的に休憩を取りながらペットの様子を確認してください。
宿泊施設や公共スペースでのマナー
キャンピングカー旅では、キャンプ場や道の駅など、さまざまな場所を利用するため、ペット同伴時のルールを守ることが大切です。
施設によっては、リードの着用やペットの立ち入り可能な場所、排泄物の処理方法などが定められています。
利用前に規約を確認し、指定されたルールに従いましょう。
また、ほかの利用者やペットがいる場所では、無駄吠えや飛び出しにも注意が必要です
ペットが興奮している場合は無理に外へ出さず、周囲の状況を確認しながら行動しましょう。
ペットと快適に旅行するためには、飼い主だけでなく周囲の利用者も気持ちよく過ごせるよう配慮することが大切です。
まとめ
ペットとキャンピングカーで旅行するなら、ペットの大きさや車内の広さ、シート・床の素材など、ペットが安全に過ごせる動線も確認して車種を選ぶことが大切です。
あわせて、クーラーやFFヒーター、ケージ固定スペースなど、ペットの安全と快適性につながる設備もチェックしておきましょう。
車内の温度管理や走行中の安全確保、宿泊施設や公共スペースでのマナーにも注意が必要です。
ペットに合った車種と必要な設備を確認し、安心して過ごせる環境を整えたうえで、キャンピングカー旅を楽しみましょう。